「おいしいラーメン屋さんを知ってますか?」
この問いをみて、みなさんはどう思いましたか?
多くの人が、
「タイトルと合わないじゃん」
「読むのをやめよう」
と感じたものと思います。
このように、ブログを読んでもらうには、リード文つまり、最初の数行がとても大切になります。
リード文が大切な理由は大きく3つあります。
3つの理由
- インターネットの普及で読むものにあふれている
- コンテンツが多く、読み手に時間がない
- 書き手にも影響をする
例えば、googleで「ブログ 始め方」と検索すると、約2億件ヒットします。
しかし、その中で読むサイトは多くて数十件ほどだと思います。
また、YoutubeやTwitterなどのSNS、オンラインの学習など様々なサービスを利用できる時代です。
書き手にも影響する理由は、リード文からブログ全体の文章構成ができるようになるためです。
今回紹介する、
「文章はつかみで9割決まる」
引用:文章はつかみで9割決まる
からブログで活用できるリード文のコツをお伝えします。
リード文のコツを知ることで、
- 文章が書くのが苦手でも、リード文を書くことができる
- リード文だけではなく、本文の構成もできる
ようになります。
ぜひ、ブログを書く際の参考にしてください!
目次
読まれるブログとは
読者はどこでブログを読みたくなると思いますか?
それは、最初の数行=リード文です。
では、リード文でブログを読んでもらうためには何が必要でしょうか?
「文章はつかみで9割決まる」では、読まれる文章について、
引用:文章はつかみで9割決まる
- 最初の数行だけで期待を持ち、続きがよみたくなる文章
- 全部読んだときに「期待」通りの文章だったと感じられる文章
と記載されています。
つまり、リード文では読者に何かしらの期待を持たせる必要があります。
ここでの期待は、大きく3つあります。
読者の期待
- 問題を解決してくれる
- 興味があることを深く知ることができる
- おもしろい
問題を解決してくれる
1つ目の期待は、
ポイント
問題を解決してくれる
ことです。
読者は自分の抱える問題や課題に対する解決策を求めています。
そのため、リード文でその問題や課題を明確にし、ブログがそれを解決してくれることを示すと効果的です。
例:英語学習の記事
あなたは英語学習に挫折したことはありませんか?
私も何度も挫折しましたが、ある方法を実践することで英語力が飛躍的に向上しました。
今回はその方法を詳しくお伝えします。
興味があることを深く知ることができる
2つ目の期待は、
ポイント
興味があることを深く知ることができる
ことです。
読者は自分の興味や関心があることについてもっと知りたいと思っています。
そのため、リード文でその興味や関心に触れ、ブログがそれに関する新しい情報や知識を提供することを示すと効果的です。
例:猫の記事
あなたは猫が好きですか?
私は猫が大好きで、毎日猫動画や猫写真を見て癒されています。
でも、猫には私たちが知らない不思議な能力や秘密があることをご存知ですか?
今回は猫の驚くべき事実を5つお伝えします。
おもしろい
3つ目の期待は、
ポイント
おもしろい
ことです。
読者は退屈な文章よりも、おもしろい文章に惹かれます。
そのため、リード文でユーモアや驚き、感動などの感情を刺激することで、読者の興味を引くことができます。
例:笑いの記事
あなたは今日、笑いましたか?
笑うことは健康や幸せにとってとても重要です。
でも、笑うことがなかなかできない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、笑わずにはいられない面白ネタを10個お伝えします。
このようにリード文では3つの期待をもたせる文章を書く必要があります。
しかし、リード文だけでは不十分です。
引用:文章はつかみで9割決まる
- 最初の数行だけで期待を持ち、続きがよみたくなる文章
- 全部読んだときに「期待」通りの文章だったと感じられる文章
1️⃣2️⃣がそろっている文章がよいリード文であると、「文章はつかみで9割決まる」では述べています。
つまり、リード文で期待を持たせたら、その期待に応える内容を提供することが大切です。
もし、リード文と本文が合わなかったり、期待したほど役に立たなかったりしたら、読者は失望してしまいます。
その結果、次回からあなたのブログを読む気にならなくなるかもしれないからです。
「では、具体的にどうやって期待されるリード文を書くのでしょうか?」
リード文には6つの書き方のコツがあります。
リード文の6つのコツ
ここでは、リード文を書くときに役立つ6つのコツを「文章はつかみで9割決まる」から紹介します。
リード文のコツ
引用:文章はつかみで9割決まるより一部抜粋
- セリフからはじめる
- 問い
- 数字やデータ
- 常識や先入観を否定する
- 抽象的な言葉を使う
- 繰り返す
1️⃣~3️⃣がおすすめのコツ、4️⃣~6️⃣が応用のコツになります。
1つずつ見ていきましょう。
セリフから始める
セリフは、人間味や感情を伝える効果があります。
また、物語やエピソードを想像させることもできます。
例:セリフのリード文
あなたは今日、何か新しいことに挑戦しましたか?
私はこの質問を聞いたとき、正直に答えられませんでした。
私は毎日同じような生活を送っていて、新しいことに挑戦する余裕がありませんでした。
でも、ある日、私は思い切って新しいことに挑戦することにしました。
その結果、私の人生は大きく変わりました。
今回はその話をお伝えします。
問い
問いは、読者に自分の状況や課題を考えさせる効果があります。
また、その問題を解決する方法を提供してくれると期待させることもできます。
例:問いのリード文
あなたは自分の夢を叶えるために何をしていますか?
夢を叶えるためには、努力や計画が必要ですが、それだけでは足りません。
実は、夢を叶えるためにはある秘訣があるのです。
今回はその秘訣をお伝えします。
数字やデータ
数字やデータは、信頼性や客観性を高める効果があります。
また、具体的な事実や現状を示すこともできます。
例:数字やデータのリード文
あなたは一日にどれくらい水を飲んでいますか?
水は私たちの体にとって必要不可欠なものですが、実は多くの人が水不足に陥っています。
水不足はさまざまな健康問題やパフォーマンス低下につながります。
実際、水不足の人は正常な人よりも記憶力が20%低下することが研究で明らかになっています。
今回は水不足の原因と対策をお伝えします。
常識や先入観を否定する
読者は自分の持っている常識や先入観に基づいて物事を判断します。
そのため、リード文でその常識や先入観を否定すると、読者は驚きや疑問を感じます。
その結果、読者はあなたのブログがどういうことを言っているのか知りたくなります。
例:否定するリード文
あなたは朝食を食べていますか?
朝食は一日の活力源であり、健康にも良いと言われています。
しかし、実は朝食を食べることが必ずしも良いとは限らないことが最近の研究でわかってきました。
今回は朝食のメリットとデメリットについてお伝えします。
抽象的な言葉を使う
抽象的な言葉というのは、具体的にイメージしにくい言葉です。
例えば、「幸せ」「成功」「自信」などです。これらの言葉は人によって意味や感じ方が異なります。
そのため、リード文で抽象的な言葉を使うと、読者は自分なりの解釈や想像をするようになります。
その結果、読者はあなたのブログがどういう視点や考え方を持っているのか知りたくなります。
例:抽象的なリード文
あなたは自分が幸せだと思いますか?
幸せという言葉にはさまざまな定義や要素がありますが、私は幸せとは自分が本当にやりたいことをやっていることだと思います。
しかし、多くの人は自分が本当にやりたいことを見つけられずに悩んでいます。
そこで今回は、自分が本当にやりたいことを見つける方法をお伝えします。
繰り返す
繰り返すというのは、同じ言葉やフレーズを何度も使うことです。
これは読者に強調したいポイントやメッセージを伝える効果があります。
また、リズムや音韻も生まれます。そのため、リード文で繰り返すと、読者に印象や感情を与えることができます。
繰り返すリード文
あなたは今日、ありがとうと言いましたか?
ありがとうと言うことは、相手に感謝の気持ちを伝えるだけでなく、自分にも良い影響を与えることがわかっています。
ありがとうと言うことで、心も体も健康になります。
ありがとうと言うことで、人間関係も良好になります。
ありがとうと言うことで、幸せ度も上がります。
今回は、ありがとうの魔法についてお伝えします。
PEAP法
「リード文のコツはわかったけど、文章が書けない」
という人もいると思います。
文章を書くときに便利なのが、PREP法という考え方です。
PREP法とは、以下の4つのステップで構成される方法です。
PREP法の4ステップ
- P:ポイント
- R:理由
- E:例え
- P:ポイント
P:ポイント
ポイントとは、ブログのメインテーマや主張のことです。
つまり、読者に伝えたい一番大切なことです。
ポイントは簡潔に一文で書くことが望ましいです。
R:理由
理由とは、ポイントを裏付ける根拠や論拠です。
これは、読者にポイントが正しいと思わせるためのものです。
理由は具体的で信頼できるものであればなおよしです。
E:例え
例えとは、理由を具体化する事例やエピソードです。
これは、読者に理由が分かりやすくなるためのものです。
そして、最後に、最初に述べたポイントを繰り返すことで、強調することができます。
同じ言い方でなくても大丈夫です。
PREP法を使ってリード文を作ると、以下のようになります。
PREP法の例
(ポイント)あなたは自分の時間を有効に使っていますか?
(理由)自分の時間を有効に使うことは、生産性や満足度を高めるだけでなく、ストレスや不安を減らすことにもつながります。
(例え)私は以前、自分の時間を有効に使えずに悩んでいましたが、ある方法を実践することで自分の時間をコントロールすることができるようになりました。
(ポイント)今回はその方法をお伝えします。自分の時間を有効に使うことで、あなたもより充実した人生を送ることができます。
まとめ
今回は、
文章はつかみで9割決まる
引用:文章はつかみで9割決まる
からリード文を書くときのコツ6つを紹介しました。
このコツに加えて、PERP法を利用することで簡潔に伝わりやすい、読んでもらえるリード文を書くスタートを切ることができます。
ぜひ、ブログを書くときに利用してみてください!
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最後まで見ていただいて、ありがとうございました。