「47.5%」
なんの数字だと思いますか?
答えは、1ヶ月に読む本が0冊の人の割合です。
引用:平成25年度「国語に関する世論調査」(文化庁)
つまり、日本人の半分が読書をしていません。
しかし、このうち、半分の人が、
「本は読みたい」
と思っています。
なぜ、読書ができないのでしょうか?
僕は、3つの問題があるからだと思っています。
3つの問題点
- 読書が嫌い
- 読書する時間がない
- 読書する習慣がない
これら3つの問題点をすべて解決してくれるのが、
ポイント
聞く読書
です。
なぜなら、聞く読書にはこれから紹介する7つのメリットがあるからです。
例えば、聞く読書なら字を読むことが苦手な人でも、字を読むことなく、読書することができます。
読書をすることで
- 問題を解決できる
- 自分の願い、望みを実現することができる
などのメリットを得られます。
聞く読書で読書を習慣にし、仕事のキャリアアップや人生を豊かにする方法を学びましょう。
目次
聞く読書の7つのメリット
聞く読書の7つのメリットは次のようになります。
7つのメリット
- 歩いていても読書ができる
- ながら作業が可能
- スマホとイヤホンがあれば、読書ができる
- 活字が苦手でも読書ができる
- 再生スピードを調節することができる
- 目が疲れない
- 読書の管理がしやすい
1つずつ見ていきましょう。
メリット1:歩いていても読書ができる
歩きスマホが問題となっていますが、聞く読書は歩きながらでも可能です。
携帯を手に持っている必要はありません。
ポッケやカバンの中に入れておけば良いためです。
最強の組み合わせが、
ポイント
聞く読書+散歩
です。
なぜなら、どちらもストレスの軽減に効果があるためです。
ストレス軽減効果
- 読書(6分):68%
- 散歩(20~30分以上):42%
*イギリス・サセックス大学の研究より
ポイント
通勤中に聞く読書をしましょう。
メリット2:ながら作業が可能
聞く読書はながら作業が可能です。
例えば、筋トレや家事のときに読書することができます。
さらに、副効果として、僕は家事の作業効率があがりました。
僕は皿洗いのときに映画やアニメを以前は見ていました。
今は、聞く読書にしています。
聞く読書にしてから早く終わるようになりました。
なぜ、作業効率が上がったのでしょうか?
人間はマルチタスクができないことが理由です。
マルチタスクとは
一度に2つ以上の作業を同時進行すること
「映画やアニメを見る」と「洗うために皿を見る」は同時進行しているように見えて、していません。
脳が1回1回切り替えています。
切り変えるたびに、脳は疲れていき、作業効率が下がります。
聞く読書は「見る」ことをしません。
つまり、「見る」は皿洗いのみで作業することができます。
結果、作業効率が上がりました。
メリット3:スマホとイヤホンがあれば、読書ができる
一番効果があるタイミングは、
ポイント
満員電車の中
です。
満員電車の中では、見る読書は難しいです。
電子書籍にして、読むデバイスをコンパクトにしても読書に集中できないでしょう。
しかし、聞く読書は、スマホとイヤホンさえあれば、手に何も持たなくても読書ができます。
ポイント
満員電車のいいお供
になります。
メリット4:活字が苦手でも読書ができる
字を読むのが苦手で読書をしない人もいると思います。
そんな人にとって、聞く読書は救世主です。
あたりまえですが、字を読む必要がないからです。
僕は、蚊が飛んでいるように見える飛蚊症という病気を持っています。
飛蚊症が原因で読書に集中できないときがあります。
聞く読書を初めて体験したときは、目からウロコ状態でした。
ポイント
字が読むのが苦手な人も聞く読書を始めましょう。
メリット5:再生スピードを調節することができる
聞くスピードを1.5倍や2倍にすることができます。
単純に読み終えるまでの時間が短縮できます。
ただ、あまりに速い聞く読書は、脳に大きな負担を与えてしまうので、注意が必要です。
僕は1.5倍速をおすすめします。
メリット6:目が疲れない
聞く読書では、目が疲れません。
現代社会では、パソコンやタブレットなどを使用して、仕事をすることが増えています。
僕は、看護師ですが、仕事の4割ほどはパソコンに向かっています。
つまり、仕事を終えるとすでに目は疲れています。
仕事終わりに見る読書をすると、さらに目が疲れてしまい、読書に集中することができません。
結局、読書が習慣化されないのです。
僕がおすすめするのは、
ポイント
仕事に行く前は見る読書、仕事終わりは聞く読書
です。
読書が習慣化されるまでは、仕事終わりの聞く読書を大切にしましょう。
メリット7:読書の管理がしやすい
見る読書に比べ、聞く読書は管理がしやすいです。
読み終えるまでの時間を教えてくれるためです。
電子書籍も読み終えるまでの時間を教えてくれます。
しかし、見る読書では、自分のコンディションや速読能力に読み終える時間が左右されてしまいます。
一方、聞く読書は、ナレーションの人が同じ速さで読んでくれるため、左右されません。
例えば、
読み終えるのに4時間の本
- 1日20分の聞く読書をする
→240分(4時間)÷20分/日=12日 - 10間で読み終える
→240分(4時間)÷10日=24分
となります。
このように読書の管理がしやすく、月に何冊読み終えるという目標を達成しやすいです。
聞く読書のデメリット
聞く読書にも次のようなデメリットがあります。
聞く読書のデメリット
- 値段が高い
- ピンポイントの聞き直しが難しい
- テキストがない
- イヤホンが必要
- 聞きたい本がない
1つずつ見ていきましょう。
デメリット1:値段が高い
通常の本と比べると、値段が高くなります。
例えば、ベストセラー「嫌われる勇気」では、500円ほど高いです。
嫌われる勇気値段比較 | (2023年6月現在) |
---|---|
通常価格 | オーディオブック |
1,650円 | 2,100円 |
しかし、聞く読書は7つのメリットを受けることができます。
読書が習慣化されると、自分の人生が豊かになっていきます。
数百円程度で読書習慣のきっかけを作れるのは、安いものと僕は感じます。
デメリット2:ピンポイントの聞き直しが難しい
聞く読書では、ピンポイントの聞き直しが難しいです。
なぜなら、各見出し毎に音声が別れていることが多いためです。
そのため、1回目に聞くときは、メモを取ることをおすすめします。
デメリット3:テキストがない
僕はこれが一番のデメリットに感じました。
イメージでは、テキストを見ながら、音声で読書していくように思っていたからです。
実際は、テキストはなく、聞く読書は音声のみでした。
しかし、聞く読書は、
- 読書が嫌い
- 読書する時間がない
- 読書する習慣がない
の3つの問題点を解決してくれるのに優れています。
この点を考えると、テキストがあるか、ないかは気にならなくなります。
聞く読書を続けるたびに、テキストがないことを気にすることがなくなっていきました。
デメリット4:イヤホンが必要
見る読書と違い、イヤホン分さらにお金が必要になってしまいます。
しかし、イヤホンを一度購入すれば、
- より読書に集中できる
- ながら作業ができる
- 通勤中に読書することができる
という恩恵を受けることができ、より聞く読書を効果的にしてくれます。
ポイント
スマホなどのデバイスのみで聞く読書は可能ですが、イヤホンを一緒に使用することをおすすめします。
デメリット5:聞きたい本がない
読みたい本がなく、聞く読書ができない場合があります。
まだ、新しいサービスのため、すべてには対応していないのが現状です。
しかし、今後もっと増えていくことが予想されます。
また、最近のベストセラー本の多くがすでにオーディオブック化されています。
例えば、
- 嫌われる勇気
- アウトプット大全、インプット大全
- 限りある時間の使い方
などです。
ポイント
まずは、すでにオーディオブック化されている気になる本を聞いてみましょう!
まとめ
今回は聞く読書について、
聞く読書の7つのメリット
- 歩いていても読書ができる
- ながら作業が可能
- スマホとイヤホンがあれば、読書ができる
- 活字が苦手でも読書ができる
- 再生スピードを調節することができる
- 目が疲れない
- 読書の管理がしやすい
を紹介しました。
読書に関して、
3つの問題点
- 読書が嫌い
- 読書する時間がない
- 読書する習慣がない
を感じている人はぜひ、聞く読書から始めてみてください!
おすすめはAmazonのAudibleです。
Twitterでは、漫画や読んでよかった本などの電子書籍に関する情報を発信しています。
よかったら、僕のTwitter(@katti_0207)をフォローしてくれると嬉しいです!
最後まで見ていただいて、ありがとうございました。