「新時代の医療マンガを知りたくないですか?」
こんにちは、医療漫画好きのかっちです。
今回は、少年サンデーで連載中の「テノゲカ」を紹介します。
「テノゲカ」が新時代の医療漫画と紹介した理由が、
ポイント
「手」の手術に特化した医療漫画
だからです。
コウノトリの産婦人科やリエゾンの児童精神科のような漫画はありますが、1つの手術に特化した医療漫画はほとんどありません。
「テノゲカ」には3つの見所があります。
「テノゲカ」の見どころ
- 「手」をテーマにした医療漫画
- ストーリー性がある
- 主人公のギャップ
ネタバレも含まれているので、気になる方は先に漫画を読んでください。
ネタバレ注意!!
目次
基本情報
作品情報
- 著者:新井隆広、詩石灯、市原理司
- 出版社:小学館
- レーベル:少年サンデー
新井隆広さんは、「名探偵コナン ゼロの日常」を連載している漫画家です。
「テノゲカ」では、圧倒的な画力で手術シーンの緊迫感を表現しています。
詩石灯さんが原作者です。
市原理司さんは漫画の監修をしている医師になります。
あらすじ
「手」。人体の中でもとくに複雑な機能・構造を持つ器官。故に、専門の医師が存在する――<手外科医>。 手塚一心は王嵐堂病院所属の手外科医である。飄々とした佇まい、謎めいた部分の多い彼に唯一確かなのは、手外科医としてきわめて優秀であること。 これは、彼の手と、彼の治すたくさんの手が織りなす、人生の物語。 新時代の本格医療ドラマ!
引用:サンデーうぇぶりより
登場人物
- 手塚一心:主人公、整形外科医
普段はふんわりしている
料理好き
若井家の養子 - 若井ひなた:整形外科医
手塚一心の義妹 - 若井敦:王嵐堂大学病院院長
手塚一心の義父 - 唐木寛:風来寺住職
見どころ
「テノゲカ」見どころは以下のようになります。
- 「手」をテーマにした医療漫画
- ストーリー性がある
- 主人公のギャップ
1つずつ見てきましょう。
見どころ①:「手」をテーマにした医療漫画
「テノゲカ」は文字通り、「手」の手術をテーマにした医療漫画です。
ここまで、テーマを絞る医療漫画はめずらしいと思います。
例えば、最近の医療漫画では、
- コウノトリ→産婦人科
- リエゾン→児童精神科
のような感じです。
しかし、「テノゲカ」は「手」の手術1つにテーマを絞っています。
1つ1つの手術シーンの絵がとても細かく、緊張感が伝わってきます。
専門用語の説明も細かく、とてもわかりやすいです。
ポイント
新井隆広さんの画力が本当にすばらしいです!!
見どころ②:ストーリー性がある
「人生をつむぐ手」を「つなぐのは彼の手」
引用:テノゲカ
この言葉は「テノゲカ」第一話に記載れているものになります。
僕はこの言葉がとても好きです。
単純に手術によって、切断された「手」をつなぐだけでななく、患者の人生をつないでいくという裏のコンセプトがあるように感じます。
例えば、家族愛や夢についてのストーリーがあります。
どうしても「手」の切断には暗いイメージを考えてしまいますが、漫画を読み終えるころにはこころが晴れやかになっています。
ポイント
人生をつないでいる手をつなぎとめる外科医が手塚一心なのです。
手術、医療以外の要素も楽しむことができます。
見どころ③主人公のギャップ
主人公の手塚一心にギャップがあるのも見どころの1つです。
普段はふんわりしています。
しかし、手術前からスイッチが入ると、途端にクールになり、本当にかっこいいです。
その他にも、
- 真面目
- 料理好き
- 戦場にてスキルを磨く
など、色々な要素を持っています。
気になったこと
2つの気になったことがあります。
①文章量が多い
漫画にしては、文章量が多いページがありました。
専門用語をわかりやすく、説明するためです。
医療漫画には避けては通れないものだと思います。
ポイント
字が細かく、少し読みにくいページもありました。
しかし、「テノゲカ」は詳しく、わかりやく書かれた漫画でもある根拠になります。
②腕の切断の絵
少年漫画なので、表現の仕方は最低限な感じですが、それでも「腕の切断」の絵が出てきます。
「テノゲカ」が「手」の手術をテーマにした漫画のため、どうしても表現する必要があります。
注意
苦手な人は読むときに注意してください。
サンデーうぇぶり
「テノゲカ」は少年サンデーで連載中です。
「サンデー買わないと見れないの?」
と思った人もいると思います。
少年サンデーには、サンデーうぇぶりというアプリがあります。
アプリを利用すれば、無料で「テノゲカ」を読むことができます。
ポイント
更新日は毎週木曜日です。
まとめ
今回は、新時代の医療漫画「テノゲカ」を紹介しました。
僕は児童精神科の看護師ですが、楽しく読むことができました。
医療従事者もそうでない人も医療漫画が好きな人はぜひ、読んでみてください。
なんといっても、これほどの医療漫画が少年誌に連載されているのが驚きです。
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最後まで見ていただいて、ありがとうございました。